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「通貨」を知れば世界が読める

      2015/08/14

「通貨」を知れば世界が読める
“1ドル50円時代”は何をもたらすのか?
PHPビジネス新書
著者:浜 矩子

通貨を知れば世界が読める貨幣から始まり、通貨の歴史の大枠を掴むのにはちょうど良い本。通貨を取り巻く、金本位制、シティ、ドル、ユーロ、そして円。あまり難しい話も無く、スラスラ読み進めることが出来る。また、今後の作者が思い描く通貨の未来として、副題の1ドル50円時代についても触れている。作者も本文で書いている通り、大河ドラマでも見ているかのように、楽しむことができる一冊である。

①まさかは必ず起こる
本書で、著者がよく言っていることに、「まさか」は起こると言うことである。
金本位制の崩壊、リーマンブラザーズの倒産。40年前、1ドルは360円。そして、1ドル80円が50円になる時代。確かに、360円が80円になるより、80円が50円になる方が、まさかの度合いは低いように感じてしまう。

②隠れ基軸通貨円の存在
現状、表面上の基軸通貨は、当然米ドルであるが、ドルの弱体化は進んでいる。それは、アメリカ政府としても望んでいること。プラザ合意による「秩序あるドル安」、それにより日本の円高は進み、それに対し金融大緩和をもって日本政府は臨んだ。そして、その後のバブルの形成、崩壊、更にはアジア通貨危機、リーマンショックへと、影響を与えている。
そして、更にドルが弱くなれば、円は50円ぐらいが適切なのではという話だ。

③21世紀的通貨とは
著者は、共通通貨をすすめる。単一通貨は、ユーロなどの1種類の通貨。一方で、共通通貨とは、それぞれ、自国ではフランや、マルクなどを使うが、それとは別にユーロ的な通貨も併せて使えるようになると言うこと。
私には、イマイチこのメリットが、ピンとこないが、おそらくどこかの通貨がこけた時、自国の通貨と切り離して考えることが出来ることで、リーマンのときのような世界的なショックに至らないで済むと言うことだと思う。



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