【本記事のターゲット】
1. お子さんが川崎病が原因で入院が決まり心配に思われている人
2. 川崎病になったお子さんを持つ有名人が気になる人
先日、2番目の子供が川崎病の診断を受けて入院しました。
川崎病については名前を聞いたことがあったぐらいで、それまでは馴染みがありませんでした。
そこで、川崎病について何人に1人の確率で発症しているかや、再発可能性について調べましたので、参考になれば幸いです。
また、有名人のお子さんもなっている方が結構いるようですので調べてみます。
我が家の川崎病診断までの経緯は、こちらをご覧ください。
川崎病で入院が決まったけど大丈夫なのか
後遺症などは大丈夫なのか?
まず親が一番気になるポイントは、無事に治るのか?後遺症などはないのか?という点だと思います。
これらについての回答としては、治療方法が確立されていますので治ります!
また、早期に適切に対応をすれば後遺症が残るケースもまれです。
それでも、重度な場合や適切な治療を行わなかった場合などは後遺症が残ることがあるようです。
具体的な後遺症としては、心臓の管(冠動脈)にコブができてしまう症状(冠動脈瘤)があります。
コブができると何がいけないのでしょうか?
コブができることで、血栓=血液のかたまりができやすくなるようです。
そして血栓が血管につまると、心臓の筋肉に十分な血液を送ることができなくなり、完全に詰まることで心臓は壊死(エシ)します。
これが心筋梗塞と呼ばれている状態です。
また、川崎病は、38度以上の高熱が数日続く特徴があり、脳へのダメージが心配されます。
しかし、脳へのダメージがある症例は検索する限り見当たりません。
しっかりアイスノンしてあげれば問題はないようです。
脳への影響よりも、やはり心臓への負担を心配するべきです。
入院期間はどれぐらい?
次に気になるのは、入院期間になります。一般的には2週間程度の入院になることが多いです。
もちろん、状態によっては早まることも長引くこともあります。
うちの子供も当初は、治療結果を確認するのに2週間程度かかると言われていましたが、早めに元気になれたので7日目で一時帰宅が許され、その後、8日、9日目は、通院で診察を受けました。
そして、10日目には完全に退院が許可されました。
ですので、実質6日の入院でした。
退院後は、1日に1回、アスピリンという薬を飲んでおりました。
どんな病気なのか症状や原因
1967年に川崎富作博士が、手足の指先から皮膚がむける症状を伴う小児の「急性熱性皮膚粘膜りんぱ腺症候群」として発表された症候群が、新しい病気であることがわかり、博士の名前をとって川崎病という病名になりました。
この病気は世界各地で報告されていて、とくに日本人、日系アメリカ人、韓国人などアジア系の人々に多くみられます。開発途上国ではまれです。
原因はまだはっきりしていませんが、ウイルスや細菌に感染したのをきっかけにそれを防ごうとする免疫反応がおこり、全身の中小の血管に炎症が生じるのではないかと考えられています。
症状について
5つ以上の症状が出ることで、定型の川崎病、揃わない場合でも他の病気ではないと診断された場合は非定型の川崎病と言われます。
- 抗生剤に反応しない発熱(38度以上)が5日以上続く
- 発疹(BCGの跡が赤く腫れるなど)
- 両方の目が赤くなる(両側眼球結膜充血)
- 唇が赤くなったり、苺舌がみられる
- 病気の初期に手足がはれたり、手のひらや足底が赤くなったりする
熱が下がってから、手足の指先から皮膚がむける膜様落屑(まくようらくせつ)がある - 片側の首のリンパ節がはれる
うちの子供の例では、1、3、5が該当していたので、非定型の川崎病ということでした。
定型も非定型も治療法に違いはありません。
患者数の推移
患者数の推移を見てみると、1986年(チェルノブイリ原発事故)に爆発的に増加していることと、2011年以降も日本で上昇傾向にあることから、放射能の影響では無いかとネット上では言われておりますが、まぁ違うでしょう。
放射能の影響であるならば、1982年の増加や、2011年までの上昇の説明がつきません。
また、チェルノブイリ原発があったロシア人で多くの患者が出ていなければいけませんが、そういった事実もありません。
入院が決まった直後は、私もネットで調べて「放射能の影響らしいよ」と言っておりましたが、安易にネットの情報を信じるのはやめましょう。
これは個人的な想像ですが、前節で引用した「ウイルスや細菌に感染したのをきっかけにそれを防ごうとする免疫反応がおこり、全身の中小の血管に炎症が生じるのではないかと考えられています。」という事から、アトピー性皮膚炎のような現代病の一種なのではと勝手に推測しています。
治療法や再発の可能性
治療法
3つのステップで行われております。
Step1-1免疫グロブリン療法
血液製剤を投与して治す方法です。
点滴で投与していきます。
血管の炎症を抑えて冠動脈瘤の発症を予防するために、現時点では最も効果的な治療法と言われております。川崎病患者の90%が受ける治療です。
一度の投与で炎症が抑制できない場合は、再度投与することがあります。
うちの子は、5本の免疫グロブリンを立て続けに投与しました。
Step1-2アスピリン療法
免疫グロブリン療法と同時に行うことがほとんどです。
これは飲み薬でした。
血液を固まりにくくして血栓ができるのを予防するとともに、血管の炎症を抑える効果があるようです。
Step2ステロイド剤
こちらは、免疫グロブリン療法の効果が現れない時に実施されるようです。
実際、同じ病室の子もこちらを投与されているお子さんがおりました。
良くなってくれていればいいのですが。
Step3血漿交換(けっしょうこうかん)
ステロイド剤の投与でも効かない場合は、血中の特定の成分を取り除く血漿交換という治療を行うようです。
うちはStep1で良くなったので、治療期間も短く済みました。
再発可能性
再発の可能性はあります。
ただし4%程度と、かなり低い水準ではあります。
過去には6回再発されたという症例もあるようです。
ただ、症状はそれほど重いものではないようで、大きくなるにつれて症状も軽くなるようです。
原因がわからず、予防方法も無いだけに、現状運に任せるしかありません。
川崎病になってしまったタレント有名人のお子さん
まぁこさん
「豚足ピース」で馴染みのある方も多いと思いますが、ピンのお笑い芸人さんです。
2017年10月、まぁこさんの息子さんが川崎病で入院されております。
1週間ほど微熱が続いてて、37度~37.5度位をいったりきたり、、一回38度出た位だったのですが、、、近くの小児科には、3回程行き風邪のひきはじめかな?とお薬を飲んでましたが、、突然、朝~目が充血しぐずぐず朝ごはんをあまり食べず、、着替えさせる時、、ふと見たら、、BCGの跡が赤く腫れてました!!
引用:公式ブログ
その後、病院で見てもらったら、即入院になってしまったようです。
その後元気になられたようで良かったです。
まぁこさんちのケースでは、風邪などもひかれていたようで15日目での退院だったようです。
また、ブログの中で入院前に先生から言われたこととして、
川崎病は、原因は解明されてませんが治療法(治す方法)は分かってますので!!でも、治療開始が重要です。
と言われておりました。
やはり、早めの治療が重要なようです。
風邪の治療を行っても熱が下がらないなどがあれば、川崎病を疑ってみても良いと思います。
そして一年後、まぁこさんのお子さんは再発もしてしまったようです。
しかし、2回目は6日間の入院で済んだようで良かったです!
元AKB佐藤夏希さん
こちらは、実際には川崎病を発病していなかったようです。
ただ、川崎病かと思って、びっくりしたという話。
朝から、病院で診察を受けて、川崎病が疑われたそうですが、結局違ったようでことなきを得たという話です。
「もぅ、、、心臓が止まるかと思った。そんな一日でした」
そんなに心配しなくても大丈夫な病気ですので、皆さんも冷静に対応しましょう。
広末涼子さん
広末さんは、お子さんの話ではなく、ご本人が川崎病にかかったことがあるそうです。
広末さんは未熟児として生まれたそうで、初めは息をしていなかったそうです。
そして、0歳の時に川崎病を発症して、1年間入院されたとのことです。
まだ幼かったということもありますが、重度だったのだと思われます。
しかし広末さんの今の活躍を皆さんもご存知の通り、しっかり治療をすれば元気になる良い例だと思います。
まとめ
川崎病について参考になりましたでしょうか。
ご自身のお子さんが川崎病の診断をされた場合、内容がよくわからないため、過度に心配をしてしまいがちですが、現代医学においては、広末さんの例のようにしっかり元気になることが可能な病気です。
ですので、必要以上に心配をし過ぎず、前向きに現実と向き合いましょう。
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