産み分けにシリンジ法を利用すると良いという話を聞きます。
シリンジ法で産み分けを考えている人にお役立ちいただける内容です。
我が家では、産み分けゼリーの利用で産み分けに成功しており、おすすめの産み分けゼリーを比較しております。
シリンジ法で産み分けへの実践ポイント
私の友達にシリンジ法で妊活中の方がおり、
と相談されたことがありました。
理由として、産み分けでは射精の位置やタイミングが大切ですが、それらをコントロールしやすくなるためです。
シリンジ法は産み分けにどのように活用されるの?
精子には2種類あり、産み分けは精子の特性を利用します。
- X精子:女の子になる精子
酸性を好む、動きが遅い、生存時間長い - Y精子:男の子になる精子
アルカリ性を好む、動きが早い、生存時間短い
女性の膣の中は、細菌の感染を防ぐため弱酸性です。
浅目に注入すると子宮に達するまでの距離が長くなります。
その結果、酸性が苦手なY精子が減り、X精子が卵子までたどり着く可能性が高まります。
シリンジ法での女の子と、男の子の産み分けをそれぞれ見ていきましょう。
シリンジ法で女の子を産み分ける場合
シリンジ法で女の子産み分けを行う際は、次の3点が大事です。
- 排卵日の2〜3日前に実施
- 女性側はあまり感じずに実施
- 膣の浅めでシリンジ法で注入
詳しい理由などは、こちらの記事にまとめております。
シリンジ法で男の子を産み分ける場合
シリンジ法で男の子産み分けを行う際は、次の3点が大事です。
- 排卵日当日に実施
- 女性側はいっぱい感じて実施
- 膣のなるべく深めでシリンジ法で注入
排卵日は、膣がアルカリ性に寄ります。
ですので、男の子を産み分けたい場合、排卵日になるべく奥に精子を注入すると可能性が増します。
特に2の「いっぱい感じて〜」については、女性は感じるほどアルカリ性になるためです。
シリンジ法と産み分けゼリーの併用方法
産み分けゼリーの利用者アンケートでは、約75%の方が希望通りでした。
私自身もその内の一人です。
シリンジ法と産み分けゼリーの併用は可能です!
産み分けゼリーのベイビーサポートを販売しているプレグナンシーラボさんにシリンジ法との利用方法を尋ねてみました。
使い方としては、通常の産み分けゼリーの利用方法と一緒ですね!
事前に混ぜてから利用するのは誤りですのでやめましょう!
産み分けゼリーの中では、販売実績の一番多いベイビーサポートがおすすめです。
その他の産み分けゼリーについてもこちらにまとめております。
シリンジ法のメリットとデメリット
では、シリンジ法にはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
メリット
価格が安い
何より、価格が安いことが良い点です!
人工授精は病院によって価格が異なりますが、15,000~35,000円かかります。
それに対してシリンジ法はわずか500円です。
お互いの日程が合わなくてもチャレンジできる
性交はお互いの時間が合わないとチャレンジできませんが、シリンジ法なら時間が合わなくてもチャレンジが可能です。
疲れない
性交しなくてもいいので、体力を使いません。
2人目の子どもの場合、上の子の子育て中なので疲れてできないというママもいます。
産み分けルールを守りやすい
産み分けには発射のタイミングも大切と言われます。
シリンジ法の場合、注入タイミングをコントロールできますので通常に仲良しするより行いやすいと個人的には思います。
病院等に通う必要がない
病院に通う必要がないので、忙しいご夫婦でもチャレンジできます。
デメリット
人工授精より妊娠率は下がる
人工授精は子宮口よりも奥に注入できますが、シリンジ法は膣内にしか注入できないので人工授精に比べると妊娠率が低めです。
人によっては抵抗感が強い
男性によっては、自分で精子を取り出すことに抵抗を感じる方もおります。
その場合は、説得が必要となります。
慣れるまではちょっと難しい
慣れるまではうまく精子を注入できなかったり、注入後にこぼさないようにすることが難しかったりする場合があります。
おすすめのシリンジキット
市販のシリンジ法キットは多く出ております。
種類は様々ありますが、特におすすめの3品を紹介します。
見出し(上) | セット料金(税込) | 回数 | 1回あたり費用 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
プレメントシリンジ | ¥8,000 | 20回分 | ¥400 | リーズナブルにチャレンジが可能です。一般医療機器認定を受けている機器になります。 |
meeta(ミータ) | ¥5,980 | 10回分 | ¥598 | 他の2社と形状が異なり一体型です。注入のしづらさはありそうです。 |
TENGAシーズイン | ¥3,300 | 3回分 | ¥1,100 | 手頃な値段で取り組めます。ラブグッズで有名なTENGAの商品ですので安心です。 |
その他 | ¥500-6,000 | 1-10回分 | ¥500-900 | 正直そこまでの大差は無いように感じております。
|
プレメントシリンジ
精液が少なめの方向けにロスなく精液を集められるシートがついているセットもあります。
その場合、¥14,000とやや高くなります。
TENGAヘルスケア シードイン
ラブグッズで有名なTENGAからの妊活サポートグッズです。
お手頃な価格から購入できますが、ボリュームディスカウントが無い分、一本あたりがやや高いです。
試しにやってみようと言う方はおすすめです!
7年です。7年頑張っても子が出来ず、こちらを試してダメなら病院って思っていて、藁にもすがる思いで購入。
たった3本です。3日で3本。赤ちゃんできたみたいって奥さんに言われて、二人で泣きました。
今は生後1ヶ月になりました。ありがとうございました。
5年恵まれませんでしたが こちらを使い(3日間で2回)妊娠しました!
meeta(ミータ)
こちらの商品は、やや形状が他のものと異なり挿入部分の柔軟性はありません。
硬い方が挿入し易いという方は、こちらのタイプがおすすめです。
そもそもシリンジ法とは?
シリンジ法は、あらかじめ採取した精子をシリンジ(注射器の筒)で吸引する方法です。
女性の膣に注入する方法で、自己受精、スポイト法、膣内注入法などと呼ばれたりもします。
方法 | 概要 | 料金相場 |
体外受精 | 精子と卵子を体外に取り出し、専門医が受精させてから子宮に戻します。 | 30〜50万円/回 |
人工授精 | 精子のみを体外に取り出し、専門医が子宮内に直接注入し受精を狙います。 | 1.5〜3万円/回 |
シリンジ法 | 精子のみを体外に取り出し、ご自身で膣内に注入し受精を狙います。 | 500〜1,000円/回 |
キットさえ揃えれば、比較的リーズナブルに自分でできるということもありシリンジ法にチャレンジされる方は増えています。
シリンジ法の目的
何らかの理由で仲良しが難しいご夫婦に、コストを抑えつつチャレンジできる妊活方法です。
シリンジ法を利用する方の良くある理由としては以下が挙げられます。
- 夫婦の生活リズムの違いでタイミングが合わせづらい
- 女性側が痛みや恐怖を感じる
- 男性側でEDや中折れなど射精しづらい
- 排卵日に性交するのが苦痛・おっくう
- 人工授精などは高すぎる
etc.
利用方法
シリンジ法を行う流れは次の通りです。
Step1:性液の採取
精液は採取直後は粘度が高く処理しにくいので、15~30分おいて液状化させる。
Step2:シリンジで吸い上げる
容器に入れた精液をシリンジに吸い上げます。
空気をはじめに少しだけ入れておくと精子をすべて注入できます。
Step3:膣内に注入する
シリンジを膣内に挿入して精液を注入します。
値段
シリンジ法にかかる費用はシリンジ代のみで、専用のキットで行います。
専用キットのシリンジ代は1回あたり約500円です。
どこで買える?
シリンジ法キットはインターネット通販で購入できます。
産婦人科やクリニックでも取り扱っているところもあります。
しかし、すべての病院で取り扱っているわけではないので問い合わせる必要はあります。
最近では、家庭用シリンジ法キットの品質も向上しており、こちらのプレメントシリンジは扱い易くおすすめです。
シリンジ法と人工授精との違い
シリンジ法は、自宅でできる人工授精と思われている方もいるかもしれません。
人工授精のポイントは2つです。
- 精子を選抜
- 直接子宮内へ精液を注入
精子を選抜とは、採取した精子を洗浄・濃縮し、雑菌を取り除いて状態の良い精子のみを抽出するということです。
これに対しシリンジ法では、
- そのままの精子を利用
- 膣内へ精液を注入
そのため、人工授精の方がよりダイレクトに卵子まで届きやすくしています。
まとめ
シリンジ法は、人工授精にとりかかる前に特にお勧めの方法です。
費用も安く、身体への負担も少ないので2人目希望で、上の子の育児で疲れている母親にも好まれています。
妊活に取り組みたいけれど時間が合わない、人工授精を考えているがその前にチャレンジできることはやっておきたい、と考えている場合にも向いています。
シリンジ法は、膣の浅いところに注入すると女の子が、深いところに注入すると男の子が産まれる確率がアップすると考えられているので、産み分けを考えている人はぜひ試してみてください。
射精障害をお感じの方には、サプリメントとシリンジキットがセットのこちらがおすすめです。
少し妊娠しづらいなとお感じの場合は、妊活ゼリーのエッグサポートはこちらにまとめています。